農業用ドローンは性能で選ぶべき
農薬散布ドローンDJI MG-1が発売になってから3年が経ちました。
それまでの農薬散布ドローンは総じて性能が低く、実際の圃場で有効に使える物ではありませんでした。
しかし2017年に発売されたDJI MG-1はそのイメージを覆し、ベストセラーとなりました。
そして、今年はより性能を特化した新型モデルが発売され、ユーザーも様々な機種を選ぶことが可能になりました。
そんな中で、どんな機種を選ぶべきか、ユーザーが注目すべきポイントをご案内したいと思います。
まずはバッテリーに注目せよ
いまやインテリジェントバッテリーは必須
インテリジェントバッテリーとはなんぞや?とお思いの方、
ドローンを選ぶ前に、これは必ず覚えましょう!
インテリジェントバッテリーとは、バッテリーそのものに制御装置を搭載し、バッテリーの状態(バッテリー残量、充放電状態)などを管理できるバッテリーの事を言います。多くは、バッテリー本体にもバッテリー残量インジケータを備えており、ボタンを押すだけでバッテリー残量を確認することができます。
DJIのドローンは現在、ほぼ全ての機体がこのインテリジェントバッテリーです。
逆に低価格モデルや、旧型モデルのドローンには、コネクターが出ているだけのむき出しのリポバッテリーが使われています。
両者は運用面でも管理面、安全面においても、天と地ほどの差があり、ハードな使い方をされることが多い農業分野では、旧来のバッテリーは用途にあっておらず、取扱を間違えると発火の危険性があるなど、お勧めはできません。
youtube等で「リポバッテリー発火」と検索すると、衝撃的な映像がたくさん出てきます。
試しに御覧ください(youtube「リポバッテリー発火」へのリンク)
弊社でも、インテリジェントバッテリーを使用しない農業用ドローンは、お客様の安全確保のため一切取扱しておりません。
ドローンを選ぶ時は、まずバッテリーに注目しましょう。
インテリジェントバッテリーを使用していない農薬散布ドローンは、安全面からも一番最初に選択から外す事をお勧めします。